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大学生のまひる(真昼の深夜) が日常的に考えていることや悩んでいることを、映画や本、音楽などからヒントを得ながら”現在地”として残してゆく不定期連載『よどむ現在地 』。第3回は、映画『花束みたいな恋をした』を見て、2021年で一番の衝撃を受けたため、なんとかその正体を探るために、言語化を試みます。

https://www.youtube.com/watch?v=I7BIENRbF2g

『花束みたいな恋をした』 脚本:坂本裕二,監督:土井裕泰 主演:菅田将暉・有村架純 をみて感じたことを書きました。映画観賞後の評論,考察,物語に対して感想を述べることは得意ではないので、今回はこの作品をめぐる自分の文脈で、今見ても赤面しそうな拙文で感じたことをつらつらと書いています。


ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO) (毎週 月曜日 27:00〜28:30)』にて「インスタ ロング ロング」と勝手に命名された土屋太鳳よろしく、今回も懲りずに長文を書く。なんとういか、どうしようもなく寄り道をしながら書きたい気分なので、こうして蛇足を繰り返す。そもそも、自分の書いた文章なんて誰も読んでくれる人などいないのに、この文章を書く動機は何だろうか。

かつて「自己顕示欲の大暴走」と自虐した二人組に共感しながらも、今となっては彼らは、日中はスターに、深夜は地元のつれ にと活躍する姿によって如実に示される自分との距離に愕然とし、より一層、この文章を書く意味を省察するのである。まだまだ足元を見ている自分に対し、彼らはすでに「かつて天才だった俺たちへ」と歌ってしまえるほどに、自己認識と自己肯定を手に入れているように見える。

https://www.youtube.com/watch?v=_dAzUOzWvrk

さて、『花束みたいな恋をした』を見るきっかけになったのは、一週間の一番の楽しみと言っても過言ではない『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) (毎週 水曜日 27:00〜28:30)』のパーソナリティである佐久間宣行氏(以下、佐久間さん)の紹介である。佐久間さんが言うなら見てみたいなぁと思っていた矢先、今年に入ってから楽しく聞いている『POP LIFE : The Podast(Spotify)』(これまた、佐久間さんきっかけで知った。)にて、3エピソード約3時間にわたって『花束みたいな恋をした』を含みながら、脚本家 坂本裕二について話していたのである。

というわけで劇場に足を運んだ。

https://open.spotify.com/episode/4983zhmxCgh4SLCAQlPhle?go=1&sp_cid=0ab33ec3b74fd5fe7103d74c1c4bda3e&utm_source=embed_player_p&utm_medium=desktop&nd=1

https://open.spotify.com/episode/5NLfSBlAVgR6rirsTZsMT8?go=1&sp_cid=0ab33ec3b74fd5fe7103d74c1c4bda3e&utm_source=embed_player_p&utm_medium=desktop&nd=1

https://open.spotify.com/episode/4kVUZG9pTm0XlAs9HLGCtp?go=1&sp_cid=0ab33ec3b74fd5fe7103d74c1c4bda3e&utm_source=embed_player_p&utm_medium=desktop&nd=1

また、佐久間さんはパンフレットに関して「映画に負けないくらいとんでもなく素晴らしいパンフレットです。それもぜひ!」とツイートしていたので購入してみると、ちゃっかりパンフレット内で佐久間さんが対談しているじゃないか。