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愛する部屋 とは?

アイドル聴講生ことどるちょ (アイドルファン歴15年以上の大学生。最近はWACK、とき宣、Ringwanderungを推しています)が、自分の価値観を描き出すコラムです。 アイドルはじめ、様々な素敵なこと、愛していることを描いていきます。だいたい自分語りです。

今回は、「あの日の交差点」について書きます。私と、私と最も多くの時間を過ごしたカルチャーであるアイドルのお話です。 好きなところで読むのを辞めて良いです。文章は、美味しいところだけ食べてもロスが起こらない素敵なコンテンツです!

「交差点に立った日々のこと」

いつかは終わる旅が、知らず知らずのうちに始まった。 ここまで、いくつもの上り坂を歩き、いくつもの砂利道を歩き、そして、いくつもの交差点に立ったと思う。

旅を始めたばかりのころは、きっとみんなも歩いたことのある道を歩いていた。誰しも歩いたことがあるからか、初めて出会ったのに、どこか懐かしい雰囲気があった。どんな絵柄であろうとドラえもんはやっぱりかわいいし、アンパンマンはやっぱり面白かった。プリキュアは今でも「がんばれー!」とライトを照らして応援したくなる。

道は、誰かが歩くから出来るものもあれば、誰かに歩いて欲しいから、誰かが必要としているから出来るものもある。 元からそこにあった道もあれば、山道から街に降りやすいように出来た道もある。 21世紀は、小さい子どもにだって、いろんな道が与えられていたし、いろんな道を歩いても良かった。『幼稚園』『小学一年生』のような幼児向け雑誌はまさに、いろんな道を示す地図だった。 私もみんなと同じように地図を使い、ある道をずんずん進んだ。目が大きくて、可愛いアイドルがキラキラするアニメに出会った。 そう、**『きらりん☆レボリューション』**だ。 そして、月島きらりの声を務めた久住小春さんを通し、私はアイドル、モーニング娘。に出会った。

その道は、あまりみんなが歩いていた道ではなかったようだ。少なくとも、周りに私の友達は見えなかった。 でも、家族はその道をたくさん歩いていたようだ。楽曲やMVを沢山見せてもらった。とにかく楽しかった。友達が知らなくたって、モーニング娘。は紛れもなく可愛かったしモーニング娘。の曲は良い曲だったしキラキラしていた。常に全力笑顔を見せるモーニング娘。が大好きだった。

モーニング娘。が所属している事務所の他のアイドル、というとまどろっこしいのでハロプロのアイドルにも触れた。Berryz工房や℃-ute、Buono!などだ。特に、Buono!はしゅごキャラ!の主題歌を通して触れる機会が多かった。

モーニング娘。は、全盛期のときよりはあまりテレビで見なくなったらしい。親から聞いた。**でも、他の人が好きかどうかなんて、小学生の私にはどうでも良かった。**家族は理解してくれているし、ハロプロはたまにテレビ見かけるし、それでいいじゃんって思っていた。

そんなときに、AKB48が台頭した。 “人気”の凄さというものは、AKB48に教えられた。 選抜総選挙という、テレビで放映されるまでになったビッグイベント。じゃんけん大会をするだけで日本武道館を埋めてしまう。選抜総選挙で上位に入るようなメンバーは、ゴールデンのドラマで主演を務められる。